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湯元温泉は、硫黄の濃さが全国4位!

硫黄泉の香り漂う「濃ゆい」温泉
いろは坂を登り、中禅寺湖を左に眺めながらさらに北上、戦場ヶ原を過ぎて湯ノ湖が見えたら、そこが「奥日光湯元温泉」。日光山輪王寺を建立した勝道上人が788年に発見したという由緒正しき温泉で、古くから湯治場として親しまれてきました。森と湖に囲まれたロケーションも抜群の、日光が誇る名泉なのです。
そんな湯元温泉、訪れた観光客をまずお出迎えするのは、いきなりのパワフルな硫黄泉の香り。明らかに通り一遍の温泉とは一線を画す、大量のユデタマゴを一斉にむきました!と言わんばかりの豊潤な硫黄泉臭。それもそのはず、湯元温泉、実は「硫黄の濃さ」全国4位!「温泉といえば硫黄泉でしょ!」という、ツウ・クロウト・マニアが足繁く通い詰める「濃ゆい」温泉だったのです!
 
 
エメラルドグリーンの熱いヤツ
それでは早速調査開始!温泉街をぐるりと一周した後、まずは全国4位の張本人「源泉」を探索。硫黄泉の香りに誘われてたどり着いたのは、温泉街のすぐ裏手にある湿地帯。ここが源泉、湯元の心臓部です。屋根状に組まれた数軒の木造囲いからもうもうと湯気が噴き出し、硫黄泉の香りはすでにMAX。足元の遊歩道から湿地をのぞくと…あちらこちらからエメラルドグリーンのお湯が涌き出ているではありませんか!まさに、湯元温泉誕生の瞬間に立ち会えたのです。たまらず愛おしい生まれたてのお湯をナデてみようと手をひたしてびっくり!あつっ!熱い!生まれたてながらきっちりと温泉本来の役割を果たそうとするけなげな姿に感動!
 
 
硫黄を体感、入浴してわかった真実
硫黄の濃さを体感するため、実際に入浴してみることに。今回、硫黄調査入浴の場として選ばせていただいたのは、お寺なのに入浴施設を併設しているという全国でも極めて珍しい、「日光山輪王寺別院・温泉寺」さん。お薬師さまの「健康増進・延命長寿」のご利益をいただきつつ、温泉の効能まで頂戴できる、大変ありがたいお寺です。
4月中旬から11月下旬まで、大人500円/小人300円で誰でも1時間の入浴が可能です。
では入浴タイムスタート。風情のある檜づくりの浴槽に、たっぷりのお湯。かけ流しの温泉はかなりの熱さで、加水しないと浴槽に入れませんが、しばらく入浴しているうちに不思議と慣れてきます。力強い熱さと硫黄泉臭の波状攻撃で、「温泉に入ってるぞ!」という満足度が圧倒的に高く、五感すべてで硫黄の成分を吸収しているような、未だかつてない身体への染渡り感を実感しました。
入浴後は静かな休憩室でゆったり。ゆるゆる休んでいると、ここがお寺、という事実をすっかり忘れてしまいます。最後にダメ押しの「足湯・あんよの湯」でさらに足元から体を温め、硫黄の濃さ全国4位を体感するプチツアー終了!機会があればぜひ、この濃ゆ~い温泉を体験くださいませ。
 
硫黄の効能:
・糖尿病
・神経病
・慢性関節リウマチ
・心臓弁膜症
・慢性皮膚病
・慢性婦人科病疾患 など
 
 
(日光応援団員 G)

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