• 文字サイズ

落人伝説が残る秘境~郷土料理やそばも魅力よ~湯西川温泉

下野新聞(2015.1.5)

湯西川温泉【彩子の日光ブランドめぐり14】
日光市に数ある温泉地の中でも「秘境」として有名なのが旧栗山村の山間部にある湯西川温泉よ。湯西川の渓谷沿いにかやぶき屋根の旅館や民家が立ち並んでいて、ひなびた風情を感じることができるの。
 
湯西川地区には、1185年の壇ノ浦の合戦で源氏に敗れた平家一門の生き残りが隠れ住んだという落人伝説が残っているの。彼らの子孫は人目を避けるために「端午の節句にこいのぼりを上げない」「(声を上げて鳴く)犬やニワトリを飼わない」「(煙が上がる)たき火をしない」などの風習を守り続けたんだって。
 
温泉は安土桃山時代の1573年に平家落人の子孫によって発見されたんだって。泉質はアルカリ性単純温泉。無色透明、無味無臭で肌への刺激が少ないから、病後回復期の療養や外傷後の療養にいいらしいわ。川沿いには料金200円で入れる公衆浴場もあるし、温泉街では川魚や山菜、きのこを使った郷土料理や手打ちそばが味わえるの。800年以上にわたって受け継がれてきた平家落人の文化や山里の雰囲気をぜひ体感してほしいわね。
  
知ってる?
24日~3月8日は「かまくら祭り」。日中はソリ遊びやかまくらでのバーベキューが楽しめ、夜はミニかまくらにろうそくの火がともり、幻想的な光景が広がるわ。
 
所在地
日光市湯西川
 
問い合わせ
市観光協会湯西川・川俣・奥鬼怒支部(0288-97-1126)
 
記事提供:下野新聞社(H27.1.9)

  • 一覧に戻る