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太公望あこがれる清流~カジカ生息、景観も抜群~男鹿川

下野新聞(2015.1.30)

男鹿川【彩子の日光ブランドめぐり17】
渓流釣り愛好家から「フライフィッシングのメッカ」「あこがれの清流」と呼ばれる男鹿川。福島県との県境に位置する男鹿岳を源流とし、五十里湖を経て川治温泉で鬼怒川に注ぐ、利根川水系の一級河川よ。
 
男鹿川は「清流の証」と呼ばれる川魚「カジカ」が生息しているの。景観の素晴らしさは言うまでもないけど、キャッチ・アンド・リリース区間の設置や美化活動など、環境を保全するために地元漁協やボランティア団体の努力があることを忘れてはいけないわね。
 
男鹿川沿いを通る会津西街道(国道121号線)には数多くの歴史遺産が残されているわ。中でも有名なのは「横川宝筺印塔(よこかわほうきょういんとう)」。安土桃山時代の作と考えられていて日光市の有形文化財に指定されているわ。
 
この塔は別名「三依姫(みよりひめ)の供養塔」と呼ばれているの。室町時代、矢板の城主塩谷氏の三依姫は長沼氏に嫁いだんだけど、その後、生家が兄弟争いの末に滅亡してしまったの。婚家の長沼氏も時の将軍に領地を取り上げられ、姫は流浪の旅に出た末に横川地区で亡くなったらしいわ。姫の薄幸な身をあわれんだ村人が塔を建てて冥福を祈ったんだって。
   
知ってる?
男鹿川の下流付近では4~9月にかけて「カジカガエル」の鳴き声を聞くことができるわ。「フィー」という鳴き声はシカや小鳥に似ていて「日本一美しい声で鳴くカエル」と呼ばれているのよ。
 
問い合わせは市観光協会鬼怒川・川治支部(0288-77-2052)
 
記事提供:下野新聞社(H27.1.30)

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