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豪快さと造形美の名瀑~厳冬期に「ブルーアイス」~華厳の滝

下野新聞(2015.2.6)

華厳の滝【彩子の日光ブランドめぐり18】
きょう紹介するのは「華厳の滝」。とても荘厳な響きの名称だと思いませんか?勝道上人が日光山開山の際に発見したとされ、仏教経典「華厳経」が由来とも言われているの。高さ約97メートルを一気に落下する豪快さと華麗な造形美が織りなす景観が人気。和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」とともに「日本三大名瀑」と呼ばれているのよ。
 
新緑の春、イワツバメが滝周辺を飛び回る初夏、紅葉の秋と季節ごとに移り変わる自然の景色と白い滝のコントラストがすてき。中禅寺湖の放水量が、そのまま華厳の滝の落下量になるの。昨年8月に台風が来た後の放水量は、なんと毎秒約30トン。平時は約2.5トンなので通常の12倍の量だったのよ。その時は迫力満点で豪快な水しぶきが舞い上がったの。晴れた日は虹が出ることもあるから、その時に訪れた人はラッキーね。
 
華厳の滝の前掲を見渡す絶好のビューポイントは、いろは坂の途中にある明智平展望台。明智平からロープウェーで約3分。中禅寺湖や男体山、切り立った断崖の連なる屏風岩などとともに、雄大なスケールで一望できるわ。
    
知ってる?
1月~2月には滝の中段付近にある小さな滝が凍り、その色合いが青く輝いて見えることがあるの。「ブルーアイス」と呼ばれているわ。厳冬期にしか見られない現象なのよ。
 
所在地
日光市中宮祠
 
問い合わせは市観光協会(0288-22-1525)
  
記事提供:下野新聞社(H27.2.6)

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