• 文字サイズ

標高2千メートル「天空の楽園」~魅力を伝説で言い伝え~鬼怒沼

下野新聞(2015.2.20)

鬼怒沼【彩子の日光ブランドめぐり20】
奥鬼怒の標高約2千メートル地点にある高層湿原。鬼怒沼山から噴出した溶岩によって形成された台地上にある湿原なの。高層湿原というと尾瀬が有名だけど、それより500メートルも高い場所に広がる湿原よ。環境省が2001年12月に「日本の重要湿地500」に選定しているわ。
 
奥鬼怒温泉郷から山道を登って約2時間半から3時間。大小48の沼があり、チングルマやタテヤマリンドウなどが植生する高山植物の宝庫なの。湿原の緑が鮮やかな初夏や、一帯がこがね色に輝く紅葉期がハイカーたちに人気だわ。晴れた日は本当に絶景!白根山や根名草山などの山々を見渡す眺望とともに、沼の水面に映る青空や白い雲の美しさに時がたつのも忘れてしまうほど。「天空の楽園」と言っていいかもね。
 
鬼怒沼をめぐる「絹姫伝説」ってご存じかしら?
 
―初めて鬼怒沼に行き着いた男が、黄金に輝く機織り機で絹を織っている天女のごとき乙姫と出会い、あまりの美しさや不思議さに夢見心地でわが家にたどり着いた。すると、家族が丸3年帰らなかった男の3回忌の法要を営んでいた…。
 
伝説にはいくつかのストーリーがあるみたい。鬼怒沼の魅力を先人が言い伝えた「陸の浦島太郎伝説」かもしれませんね。
  
知ってる?
鬼怒沼の伝説はTBS系列などで放映された人気テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」でも「鬼怒沼の機織姫」のタイトルで放映されたのよ。
  
所在地
日光市川俣
問い合わせは市観光協会(0288-22-1525)
   
記事提供:下野新聞社(H27.2.20)

  • 一覧に戻る