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秘境の趣が残る名山~「スカイベリー」の由来にも~皇海山

下野新聞(2015.2.27)

皇海山【彩子の日光ブランドめぐり21】
「皇海山」。かなり読みにくいけどおしゃれな名前だと思わない?群馬県沼田市との境にある足尾山地の主峰で標高は2,144メートル。秘境の趣が残る険しい山として日本百名山の一つに数えられているの。
  
平安時代から鎌倉時代にかけて、足尾山地は日光開山の祖である勝道上人(しょうどうしょうにん)の弟子たちによって開山され、山岳仏教の修行地となったの。江戸時代には庚申山、鋸山(のこぎりやま)、皇海山の尾根を歩く「三山駆け」と呼ばれる信仰登山が盛んに行われていたんだって。
  
皇海山の周辺の山々からは雄大な関東平野をはじめ、富士山や尾瀬の至仏山、燧ケ岳などの眺めがたのしめるわよ。ただ、足尾町の銀山平から庚申山を経由する1泊2日の登山ルートは上級者向けだから、初心者には群馬県側からの日帰り登山をお勧めするわ。
 
皇海山はもともと、遠くから眺めた形が「笄(髪を留めるかんざしの一種)」の形に似ていたので笄山と呼ばれていたの。やがて「こうがい」が「皇開」と当て字され、やがて「皇海」となり「皇」の字が「すめ」と読めることから「すかい」と呼ばれるようになったんだって。
  
知ってる?
イチゴ王国として知られる本県が開発した「スカイベリー」の名称は2012年に全国4388件の一般公募の中から選ばれたんだけど、これは皇海山にもちなんでいるんだって。スカイベリーを食べるときには皇海山を思い浮かべるとおいしさが増すかもね。
   
所在地
日光市足尾町
問い合わせは市足尾総合支所観光課(0288-93-3116)
   
記事提供:下野新聞社(H27.2.27)

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