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駅、駅、また駅?ひとつの市内にすごい数の駅…日光の駅事情を探る!

日光市にある駅名、全部言える?「テツ」すら知らない29駅!
東武日光駅▲東武日光駅ひとつの市内に存在する駅、その数27駅!それが今回の「すごい日光」。なにはともあれ、まずはその駅名をずらっと見てみましょう。
 
◎JR東日本
日光線:文挟駅/下野大沢駅/今市駅/日光駅
◎東武鉄道
東武日光線:下小代駅/明神駅/下今市駅/上今市駅/東武日光駅
東武鬼怒川線:下今市駅/大谷向駅/大桑駅/新高徳駅/小佐越駅/鬼怒川温泉駅/鬼怒川公園駅/新藤原駅
◎野岩鉄道
新藤原駅/龍王峡駅/川治温泉駅/川治湯元駅/湯西川温泉駅/中三依温泉駅/上三依塩原温泉口駅/男鹿高原駅
◎わたらせ渓谷鐵道
会津鬼怒川線:わたらせ渓谷線:原向駅/通洞駅/足尾駅/間藤駅
(※一部重複)
 
ありますあります駅の数々!都市部から乗り入れる路線もあれば、渓谷を走るローカル線もあり、実にバラエティ豊かな日光市の鉄道事情。日々鉄道を求めて全国を駆け巡る自称「テツ」さん達に問いたい、全部言える?日光市民ですら全部は知らないと思われるこの数、なぜこんなにも存在するのか、謎をひも解きながら日光市内駅めぐりツアーを早速開始!
 
推測、日光市駅多数の謎
まず簡単に推測できるのが「日光市が大きいから」説。市の面積が広大なので、もちろんその分だけ駅数が多いと考えられます。もうひとつが「山間部の生活の足」説。山間部の占める割合の多い日光市では移動手段の確保が極めて重要です。山間に路線を通す→生活圏ごとに駅を設置、という図式です。ほかにも様々な要因が考えられますが、特に後者の理由が大きいはず。大きな観光地の多い日光市なので、観光客を運ぶ交通手段としての意味合いももちろん大きいのですが、実は生活に密着した小さな駅が多く、まさにプライベートエクスプレス的な使途で利用されているのです。
 
なるほど・ザ・主要三線の歴史
以上の理由に合わせ、主要三線の歴史をアカデミックにヒモ解けば、さらに日光鉄道博士への道が近づくぞ!ひとつめは明治23年に宇都宮~日光間が全線開通した「日光線」。多くの外国人が避暑地として訪れていた日光ですが、その交通手段はほとんどが馬車や人力車。鉄道を待ち望む声が多かったのです。東京~大宮、大宮~宇都宮、そして宇都宮~日光と開通することで、日光の観光地化が決定的になりました。
次は「わたらせ渓谷鐵道」、通称「わ鉄」。明治から昭和にかけて、鉱山で栄えた足尾銅山からの鉱石や物資の運搬を担った「働く線路」でした。昭和48年の銅山閉山後は、渓谷をぬって走るダイナミック観光路線として愛されています。総延長44.1キロという短さもかわいい!
3つめは「鬼怒川線」。もともとは発電所を建設するための資材運搬用「馬車鉄道」だったもの。発電所完成後に撤去しようとしたところ、鬼怒川上流の住民から存続を熱く希望され、当時の藤原村が買い取って鉄道を開通させました。ちなみに「馬車鉄道」とは、文字通り「馬が線路の上を車をひいて走る」鉄道のこと。北海道開拓時もこの馬車鉄道が活躍したりと、昔の日本は馬に支えられていたのですね。電車も大好きだけど、馬も大好きだ!
 
これだけあればきっとある、珍駅発見!
素朴な趣きを楽しむのも鉄道の醍醐味。東武鬼怒川線「大桑駅」「小佐越駅」などはローカルならではの無人駅で、キップは駅前の商店で購入します。
「鬼怒川温泉駅」の駅前には、さすが温泉地、足湯が設置されています。
野岩鉄道「龍王峡駅」は、山沿いに建てられているためホームの半分がトンネル内にある変わった駅です。
「湯西川温泉駅」は「道の駅湯西川」と併設されているので、楽しみ倍増!
「男鹿高原駅」は、冬季の変電所点検が主な目的で、一般客は1日に1人いるかいないか。周囲に人家はなく、国有林の看板と細い道路のみ…という秘境中の秘境駅。もちろん熊出没注意で、県警パトカーも巡回するデンジャーゾーン!駅設備の多くが文化財登録されている「足尾駅」も一見の価値アリ。
「国鉄完全制覇男」宮脇俊三氏の最後の完乗駅である「間藤駅」には、氏に関する展示物もあり、テツなら一度は訪れたい聖地。おっと、忘れちゃ行けないのが「東武日光駅」。日本一高価な駅弁「日光埋蔵金弁当150,000円」を販売しております。
あ、ここにもすごいモノが!大きな駅、小さな駅、さらに小さな無人駅まで、日本鉄道交通の縮図のように点在する駅たちを見に、のんびり鉄道で旅するのも日光ならではの楽しみ。こんなにある駅、全部めぐったら、あなたも確実にテツさんの仲間入り!
 
(日光応援団員 G)

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