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シモツケコウホネが見ごろです!

日光ブランドにも認定されている、小代地区のシモツケコウホネが見頃を迎えています。10月くらいまで、かわいらしい黄色の花を楽しむことができます。
※シモツケコウホネは貴重な植物です。マナーを守って鑑賞しましょう!
(平成30年8月15日掲載)
 
シモツケコウホネ
シモツケコウホネは「シモツケ(下野)」の名を持つように、世界でも栃木県内の数か所にしか見られない貴重な植物です。2007年に新種として登録されました。
シモツケコウホネはスイレン科コウホネ属に含まれます。普通のコウホネが空中、水面、水中のいずれにも葉を持つのに対して、シモツケコウホネは水中の葉(沈水葉)しか持ちません。5枚の黄色い花びらのように見えるものは「がく」にあたり、中心にある赤色のものは柱頭盤です。毎年6月~10月には水中から伸びた茎にかわいらしい黄色の花をたくさん咲かせます。
2014年4月に、「種の保存法」による「国内希少野生植物種」に指定された希少なもので、採集や所持、流通が禁止されています。
 
シモツケコウホネと里を守る会
シモツケコウホネは、以前から、小代地区に自生していました。ワカメのような葉の形状から、地元では「カワワカメ」と呼ばれ、小代地区の川には一面に咲いていた時期もありました。しかし、雑草として駆除されるなど、次第に数を減らしていきました。
2004年、数少ないコウホネの研究者である神戸大学(当時)志賀隆氏などの協力のもと、地元有志による「シモツケコウホネと里を守る会」が設立されました。また、2007年には、シモツケコウホネが新種として登録されました。
会では、定期的な草刈りや移植などの保護保全活動や、専門家を招いての観察会や後援会などを開催し、貴重なシモツケコウホネとそれを取り巻く自然環境を守る活動を行っています。
その間、圃場整備事業も行われましたが、県や地元生産者などの理解もあり、生態系保全型の圃場整備を実施。現在も群生地では多くのシモツケコウホネが自生しています。
このような取り組みが評価され、2013年みどりの日自然環境功労大臣表彰、2014年下野ふるさと大賞準大賞を受賞しました。
 
アクセス
日光市小代地先 Googoleマップ
座標:36.653788, 139.710750)
 
東武鉄道 下小代駅 徒歩10分

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